スープの食べ方

コースは、このスープからが本番です。本格的なお料理に入っていく、一番最初のお品がスープです。
スープにはコンソメやポタージュなどの種類はありますが、食べ方に大きな違いはありません。
大切なことは「すすらないこと」「音を立てないこと」です。スープは「飲む」ではなく「食べる」と捉えてください。

手前から、もしくは奥、横からすくったら、そのまま背筋を伸ばして、口に流し込むようにします。絶対に「お皿に口を近づけていかない」こと。背中が丸まって格好が悪いです。
スープに具が入っている場合は、一口大にスプーンでカットしてすくいましょう。
基本的に「皿を持たないこと」が基本ですがブイヨンカップというタイプのスープ皿は、持ってOKです。 パイ包みなどがこのタイプの容器で出てきますが、両手で取っ手を持って、口をつけましょう。

パンの食べ方

洋食では、ご飯よりもパンが出されます。日本のレストランの場合は、パンかライスか選べるお店もありますが、本格的なレストランだと、パンが主流です。
食べはじめのタイミングは、スープが目安。スープにつけて食べたり、主食まで少しづつ食べたり。オードブルのソースを絡めて食べるのもオススメですよ。
食べ方は、手で一口にちぎって食べます。ナイフで食べるのは、実はマナー違反なのです。
バターやオリーブオイルをつけるときも、面倒ですが一口にしてからです。その他には、そのままかじったり、両手で食べたり、パンくずを拾ったりしないように。

魚料理の食べ方

魚料理を頂く時に注意したいことは、食べ方が、どうしても汚くなりがちなので、キレイに頂くことを心がけましょう。 エビなんかは、特に食べにくいものの代表格ですが、フィンガーボールがある場合のみ、手が使えます。 ない場合は、ちょっと頑張って身を外して、お皿に乗せて、切り分けていただきましょう。 魚を裏返すことも出来ません。これは、会席料理の焼き物と同じ考え方で、上身を食べたら、骨ははがして、奥に避けましょう。

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