フランス料理

日常生活においてなかなかフランス料理を食べる機会というのはそう多くはありませんが、いざ何かのタイミングでフランス料理を食べに行くとなった場合、フランス料理のテーブルマナーを理解しておかないと恥をかいてしまいます。
そこでそんな不安を抱えている人のためにフランス料理のテーブルマナーを紹介したいと思います。

①服装
服装についてはお店の格式によってことなりますが、有名店ではドレスコードが重要になります。
男性の場合ですとジャケットに襟付きのトップス(ワイシャツなど)をきます。もちろんスーツでも問題はありません。靴については革靴で、ネクタイを締めておくのがいいでしょう。
女性の場合も同様でジャケットやスーツ着用でもいいですし、上品なワンピースでも問題ありません。
靴はヒールがあるものかパンプス、鞄はパーティーシーンで使えるような小さめなものをおススメします。
有名店以外であれば男女問わずカジュアルな恰好でも大丈夫ですが、あまりにカジュアルすぎるような恰好は控えたほうがいいでしょう。

②シルバー
シルバー(ナイフ・フォーク)は基本的に外側にセッティングしてあるものから使用していきます。
それぞれ料理のシーン(順番)を想定してセッティングされているので注意してください。
また食べている途中でナイフやフォークを置きたい場合は「ハ」の字に置いてください。ナイフの刃は内側を向けて置いてください。

③食べ方
フランス料理でたまにあるのがフィンガーボールです。フィンガーボールは片手ずつ洗うようにしてください。
よく日本のお笑い番組でもやっていますが、決して飲まないよう注意してください。
パンについては料理が載っているお皿の上に置くのはNGです。パンのお皿に戻すか、もしお皿がない場合はテーブルクロスの上に置いてください。
ちなみに高級なフランス料理のお店ではソースやスープにパンをつけて食べるのはNGです。

④ナプキン
ナプキンを使用するのは口元が汚れた場合のみです。またオーダーが終わったらナプキンを広げて膝の上においてください。
基本的にはその日の主席の人が広げてからナプキンを手に取ってください。
ちなみにナプキンの置き方は二つ折りにして輪になったほうを自分側に向けてください。席を外すときはテーブルに置かず、椅子に置いてください。

⑤食べ終わり
食事が終了した際はナイフとフォークを縦に平行に揃えておきます。これは食事が終了したという合図になります。
ナプキンはお店から出るときにテーブルの上に置いてください。
また食後すぐに席を立ち帰ろうとするのは基本的にマナー違反とされます。
会計についても給仕係を呼んでお勘定ををお願いしてその場で支払いをするのが多いです。前もって誰が支払うか決めておいてください。
また給仕係を呼ぶときも大声で呼ぶのはやめましょう。

以上最低限のマナーを知っていれば楽しい時間を過ごせると思いますので、是非覚えておいてくださいね!

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