カクテルの分類:アペリティフ

「食前酒」という意味のフランス語。英語では、アペタイザーともいうが、現在では、そのままフランス語を用いることが多いです。
ノドをうるおし、食欲を増進する目的で、欧米では非常に親しまれ、飲まれています。
マティーニとマンハッタンが代表的なものですが、現在では、ワイン系、シェリー系、スピリッツ系とさまざまなカクテルがアペリティフとして飲まれています。近年は甘味を抑え、辛口に仕上げた低アルコールのカクテルが増えています。
アペリティフはまた、プレ・ディナー・カクテル、あるいはビフォア・ディナー・カクテルとも呼ばれますが、その場合は文字どおりディナーの前に飲むカクテルとして、単に食欲を増進させるだけではなく、豊かな食事の前奏といった意味も込められています。

カクテルの分類:ディジェスティフ

「消化を助ける食後酒」という意味のフランス語。英語では、アフター・ディナー・カクテルといいます。
食後の口直し、あるいは消化の促進のために飲まれるカクテルで、甘口に仕上げたものやアルコール度数の高いものが多いです。
ブランデーやリキュールを主体に使ったカクテル、あるいはプース・カフェなどが代表的なディジェスティフですが、最近は多様なスピリッツ、リキュール、生クリームなどをミックスしたカクテルが盛んにつくられるようになってきました。

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