フォークとナイフ

普段使い慣れているお箸、かしこまった和食の席でもお料理のたびにお箸を替えるってことはしませんから、馴染みがないかもしれませんが、洋食の場合は、フォークとナイフは1つの料理に1セット、どんどん替えながらお料理を頂くのが普通です。
セッティングされている場合は、コースに併せて、キチンと用意してくれてあるので、難しく考えず、必要なものを外側から使ってください。
レストランの場合、フォークやナイフをお料理と一緒に、その都度持って来るお店もあります。その場合は、出されたものをそのまま使いましょう。

グラスの使い分け

テーブルにセットされているフォークやナイフは、外側から使えば間違いはないのですが、それよりちょっと難しいのが、グラスの使い分けです。グラスに色々な形があるのは、レストランの趣味でなく お酒の魅力を最大限に引き出すグラスは、それぞれの飲み物によって違うからなんです。
シャンパングラスは気泡を楽しむために長めですが、手のひらで温めるブランデーグラスは、大きな底で足が短めです。
ワイングラスは、手で温めないように足の部分を持つため、細く長い足をしたグラスになっています。

フォークとナイフのサイン

お箸を使って食べる和食では、器の中のお料理がキレイになくなったり、お箸を置いてしまうと食べ終わりのサインですよね。
一番良く知られているのは、お皿の上に「ハの字」でフォークとナイフを置くと、「食べている最中を示す」と言うことです。
このとき、柄はテーブルにつけます。洋食には、箸置きがないのですが、代わりに「ナイフレスト」と言うものがあります。
前菜が続く場合や、カジュアルスタイルで一組のナイフとフォークを使い続ける場合に用意されていて、 フォークとナイフを休める時は、フォークは上向きに左側、ナイフは刃を内向きに右側に並べて置いておきましょう。

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